2018年01月16日
その③「強いチームをつくる!リーダーの心得」 伊庭 正康 明日香出版社
・必要なのは「武勇伝」より「未来予想図」
部下があなたに聞きたい本当の質問
→あなたがそのポジションにいる間に成し遂げたいことは何ですか?
・「相手を変える」前に「自分が変わる」
自分から部下のところに降りていく
・忘れがちなあたりまえの法則とは
「誰もが自己充実感を満たしたいと思っている」
※忙しくなればなるほど「雑談」が必要になる。
・カタチで「見せる」コミュニケーションは絶大。
掲示する。渡す。機会を設ける。変える。やめる。
・リーダーは中学生でもわかる言葉で説明できるようにする。
日頃からカタカナや専門用語を使わないトレーニングをしておく。
・「よろしく」ではなく「お願いします」
・部下を引き付けるスピーチの「型」
- 最初に実現させたいことを伝える。
- その理由を語る。会社の方針をなぞらえるだけでなく、自分の使命として語る。
「どこの誰」(困っている人)」を「どんなふう」に救いたいのかを具体的に語る。
- とはいえ、自分たちがやるべきことは「地味」で「険しい」と語る
- でも、ここにいる「われわれしかやる人」がいないことを語る。
- そしてこのメンバーならやれることを語る。
- 最後は「お願いです。どうぞ、ついてください」と頭を下げる。
・決めゼリフ
→思いの拡散力の強化、ブレない印象、ブランディング
・主語をWEにするだけで一体感がうまれる
・助言ではなく、質問で部下を動かす
原因分析型と問題解決型を使い分ける。
すぐれたリーダーはアドバイスではない、質問で部下を動かす
部下の心のコンディションに合わせて、質問の種類を変える。
・部下の限界をぶっこわす質問力
すぐれたリーダーは部下を囚われから解放する。
3つの質問で、極論、根拠、選択肢
・リーダーの器は解釈で決まる。
- そのことが、どう役に立つのかを考える
- そのことにどんな意味があるのか
・リーダーは頑張らなくても成果を出せる仕組みを作る事。ポイントは量と質
・集中力のピークをつくる
締切の時間を決める。例えば12:00迄にコール数50件
・業務太りをなくす、ダイエット思考法
情報発信することのムダに気づく、無駄なメールと分厚い資料の排除。
1つやらせるなら、1つ捨てさせる。売上には繋がらない仕事は極力させない。
・意図的なサボリ時間を明確に決める。
例えば、昼休憩以外のサボリ時間は1日45分迄など。意識させる。
ちっぽけな事にもこだわるから、部下も真剣になって考える。
・その先を語る事が職場のカンフル剤になる。
・目標を決める人にだけ、本当の主体性が宿る。
目標は決められるものではない、自分自身が決めるもの。
- 一人一人の自己申告制
- 適度な難易度がパフォーマンスを向上させる
・達成者と未達成者を区別する。
差別ではない。公平な扱い。7:3の割合
未達成者には今度こそと思わせる。
・どうしようもない部下には、やさしいオプションを。
仕事のサイズは小さくする事。得意な仕事に絞る事。
・おみこし効果で手抜きを予防
目標達成に保険をかけておく。
・感動は締切の1秒前まであきらめない姿勢に宿る
最後まで緊張感を持つこと。達成が厳しいときはこだわる事に集中する。
・チームに逆算思考を根付かせる。
初日に達成予定日を決める。
・破天荒な覚悟が常勝のチームをつくる
スタート時に、祝勝会の日時を決め、準備に入る。
・状況が苦しい時にこそ、勢いをつくるのが真のリーダー
チームのムードはリーダーの合わせ鏡。リーダー自身がワクワクしている事を伝える。
・自分がやった方が早いで、リーダーは自滅する。
1人でやると作業は早いが、勝負には負ける。
部下の仕事愛を育てることは、現場リーダーの重要な仕事。
・逆らう人と静めたいなら参謀をつくろう。
思いが共有でき、同僚から信頼されている人。情報を開示する。悩みも伝える。任せる。
・高い評価を勝ち取れるリーダーになれ
おめでとうではなく、ありがとう。
任せた仕事の持ち主はリーダー。ねぎらいはおめでとうではない。
部下のがんばりは人事考課で評価する。
2018年01月16日