2018年01月31日
【BTW営業部 tigerの愚公移山】第6話「アイカツ!」
お世話になっております。
BTW営業部 洗濯機に例えると、脱水担当tigerです。
2018年1月は、アイカツ!の全国ツアーや、アイマスのニューイヤーライブなど
肉体的疲労に反して、精神的にはホッコリほかほかな2018年のスタートとなりました。
そもそも、『アイカツ!』ってなんぞ? ラブライブとは違うのか? と、思っている方も多いかと思います。
はっきり言いましょう!全然違います!
スーパーモンキーズとモーニング娘ぐらい違います。
アイカツの正式名称は、【データカードダス アイカツ!】
ジャスコやデパート・ゲームセンターに置いてある、女児向けのカードゲームが始まりとなっています。
キャッチフレーズは、「芸能人はカードが命!」
ゲーム内でカードを使って衣装を自分好みにセットし、ライブやオーディションをセルフプロデュース
ゲームの内容は、楽曲に合わせて3つのボタンを押していく、通称「音ゲー」と呼ばれるジャンルです。
SEGAの「オシャレ魔女 ラブandベリー」が、女児向け着せ替え系カードダスとして、既に確立していたところを狙い撃ちし、
マンネリ化していた、女児ユーザーを一気に刈り取っていきました。
そして同時系列で、カードゲームの販促番組としてTVアニメーション『アイカツ!』もテレビ東京系列で放送を開始。
アニメーションも女児向けに作ったはずが、なぜか20~30代にも大ウケし、カードやグッズが1年半で140億円売り上げ
全国各地で恥ずかしげもなくゲームをやるおっさんを指す「アイカツおじさん」という言葉も生まれ社会現象になりました。
30分番組の中で、アニメパートとライブ・オーディションパートの2部構成となっており、
例外はありますが、必ずゲームと同じ楽曲をアニメでも放送し、ゲームとアニメをリンクさせることで、
子ども達のハートをガッチリ留め、販促番組としても成功するのでした。
また、昨今のアニメ業界では、キャラクター担当の声優が楽曲を歌うパターンがほとんどですが、
『アイカツ!』は、楽曲を歌うキャラクター一人ひとりに実際のアイドルを個々に起用し、
アニメは声優・歌はアイドルと分業体制をし、リアルにもアイドルグループを作り上げ、
実際に、アイカツの楽曲を使ったライブ公演などで、女児・おじさんユーザーを飽きさせない戦略がうまくはまりました。
これは、20~30代のユーザーを獲得できた大きな要因の一つだと考えられます。
そんな『アイカツ!』のあらすじを解説しようとすると、余計な熱情が邪魔してしまい、うまく説明できませんので、
あえて一言で表すのであれば…..
「王道ジャンプ漫画」
友情・努力・勝利の3拍子が大きなテーマになっています。
『アイカツ!』は、3年半放送し、全126話 の4部構成となっており、
第1部 「主人公と強敵(とも)たちの挫折と成長の物語」
第2部 「修行編突入と新たな強敵、最強のラスボスとの決戦」
第3部 「最強のアイドルとして、新アイドル発掘!~伝承者編~」
第4部 「最強の遺志を受け継ぐ主人公編」
【アイカツ(修行)一覧】
女児向けアイドルアニメでありながらも、これアイドルに必要なのか?と、視聴者を混乱させたりしながらも、
主人公や仲間たちの挫折と成長を繰り返し、一人前のアイドルとして成長して
世代交代として後輩アイドルにアイカツの遺志を託し、時にはアドバイスをし、時には突き放す。
最終的に、主人公「星宮いちご」を中心とした、アイカツを媒介に繰り広げられる群像劇として、洗練された作品に仕上がりました。
(tiger自身、最終話まで見終わった後の喪失感がハンパじゃなく、また1話から見直してしまう無限地獄に落ちました。)
2018年現在では、『アイカツ!』は放送を終了し、『アイカツスターズ!』として
新たな設定と主人公を迎え、アイカツ!の遺志を持ったアイドルたちのお話が展開しております。
126話と長い旅路のように感じますが、見ていくうちに突っ込ん見どころ満載、パロディ満載で楽しめると思います。
ご興味がありましたら是非、見てみてください!
(初期のライブパートの3DCGはすごく残念な出来になっていますが、話が進むごとに綺麗になっていき、今や日本を代表する3DCGになるので、そこも注目です!)
2018年01月31日